問題の説明
Windows 10または11を使用しているとき、システムは時々自動的に米国式キーボードレイアウトを追加することがありますが、設定で該当するオプションを見つけて削除することはできません。
ユーザーが手動で米国式キーボードレイアウトを削除しても、しばらくするとシステムが自動的に再び追加することがあります。このような繰り返しの手動操作は非常に面倒です。
解決策
手動で米国式キーボードレイアウトを繰り返し削除するのを避けるために、自動化された解決方法を見つけました。
ステップ1:XMLファイルの作成
デスクトップに en-USAutoRemove.xml
という名前のファイルを作成します。
以下の内容をファイルにコピー&ペーストします:
XML
<gs:GlobalizationServices xmlns:gs="urn:longhornGlobalizationUnattend">
<gs:UserList><gs:User UserID="Current"/></gs:UserList>
<gs:InputPreferences>
<!--米国式キーボード入力の追加-->
<gs:InputLanguageID Action="add" ID="0409:00000409"/>
<!--米国式キーボード入力の削除-->
<gs:InputLanguageID Action="remove" ID="0409:00000409"/>
</gs:InputPreferences>
</gs:GlobalizationServices>
ステップ2:バッチファイルの作成
autoRemove-enUS.bat
という名前のファイルを作成します。
以下の内容をコピー&ペーストします:
@ECHO off
CONTROL intl.cpl,, /f:"%CD%\en-USAutoRemove.xml"
ファイルを保存してダブルクリックで実行すると、米国式キーボードレイアウトが自動的に削除されます。
操作の簡略化
上記の操作が複雑だと感じる場合は、以下のワンクリックスクリプトを使用できます。これはXMLファイルの作成と適用のステップを組み合わせたものです:
@ECHO off
:: XMLファイルを作成して米国式キーボードレイアウトを削除する
(
ECHO <gs:GlobalizationServices xmlns:gs="urn:longhornGlobalizationUnattend">
ECHO <gs:UserList><gs:User UserID="Current"/></gs:UserList>
ECHO <gs:InputPreferences>
ECHO <!--米国式キーボード入力の追加-->
ECHO <gs:InputLanguageID Action="add" ID="0409:00000409"/>
ECHO <!--米国式キーボード入力の削除-->
ECHO <gs:InputLanguageID Action="remove" ID="0409:00000409"/>
ECHO </gs:InputPreferences>
ECHO </gs:GlobalizationServices>
) > "%CD%\en-USRemove.xml"
:: XMLファイルを適用してキーボードレイアウトを変更する
CONTROL intl.cpl,, /f:"%CD%\en-USAutoRemove.xml"
正文完